北京語言大学での中国語研修プログラムについて
香港大学ビジネススクールのプログラムは、6月下旬に始まる北京語言大学での1ヶ月間の中国語研修にて幕を開けます。北京語言大学は、日本で言うところの東京外国語大学に相当し、言語学、及び語学教育の分野においては中国でも権威的な存在です。言語関係の出版物も多く、中国本土や香港の書店にて、北京語言大学出版の書籍を数多く目にします。
授業
授業開始前に中国語の能力チェックを受け、レベル別のクラスに分けられます。
平日の午前は、5~10人規模のクラスで中国語の授業を受け、午後は、北京語言大学の大学院生をTutorとして、Tutor1人に対し生徒2、3名といった少数で中国語の勉強をします。授業を受けて理解できなかったところを、Tutorとのレッスンで補強するといったイメージです。
クラスでは、多くの生徒が「中国語名」を授かります。
観光
週末は、万里の長城や故宮といった北京及び郊外の観光名所へ日帰り旅行へ出かけ、楽しみながら中国の文化についての理解を深めます。旅行を通じて、クラスメート間の仲も徐々に深まっていきます。
会社訪問
また、平日の午後の時間帯に、会社訪問が行われることもあります。過去には、コカコーラ社の北京工場や、Amazon China、Swire Group、Yanjing Beerの工場等を訪問しました。香港大学MBAということで大いに歓迎してくれる会社もありました。
その他
上記以外にも、中国文化に対する理解を深めるためのプログラムとして、太極拳の体験授業や、中国絵画の体験講座等も設けられています。
修了
最終試験を終えると修了書が授与されます。4週間のレッスンを通じて、先生やTutorの大学院生たちともすっかり仲良くなります。最後の夜は大いに弾け、少し馴染んできた北京に名残惜しさを感じながらも、皆香港に向けて移動を開始します。