Full-Time 2019 Student list

No. 業界・職種・職歴など 学歴・学部など 入学時年齢 性別 社費・私費
1  IT業界・17年 北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科  39 男性   私費
2  航空インフラ・10年  University of Oregon 経済学部   33  男性   私費 
3          
4          

合格体験記1

Why MBA?

「アジアで居住・就業してみたい」というのが、MBA進学を決めた直接的な動機ですが、背景には以下のような思いがありました。

・日本のITやハイテク分野の競争力は低下する一方であり、働いていても面白みがない。

・他方、日本以外のアジア発のイノベーションはまだ増えるだろうと予想

・年齢的にはEMBAを薦められるものの、キャリアチェンジには不向きであり、同世代の40歳前後で話をしても、新しい発見は少ないと予想

 

Why HKU MBA?

オファーをもらったアジアのビジネス・スクールの中で、就業機会と大学のネームバリューの観点で最適と思われたため、HKUに進学を決めました。 

 

受験スケジュール

・2017年12月中旬…アジアのMBA挑戦を決意、Y.E.S.通学開始
・2017年12月下旬…Y.E.S.に掲示されているチラシを見てL-inkとカウンセリング契約
・2018年01月下旬…GMAT受験1回目、530点
・2018年02月中旬…GMAT受験2回目、スコアキャンセル
・2018年02月末日…GRE受験1回目、311点
・2018年03月中旬…HKU担当者と初のCoffee Chat(この時点ではHKUがまだ募集していたのを知りませんでした)

・2018年04月中旬…NTU Fellows、HKU、CUHKからオファー有。就業機会と大学のネームバリューからHKUに最終決定  

・2018年06月下旬…北京にてChina Immersion Programme開始 

 

TOEFL・IELTS対策

IELTSは幸運にも初受験で6.5を取れましたので、特段の苦労はありませんでした。

 

GMAT・GRE対策

SCの予備校に2カ月ほど通いましたが、結局GMATは600点すら遠く、試しに受けたGREのスコアを使うことになりました。しかし、私が接した限りでは、シンガポールに比べて香港のビジネススクールはどこもGMATの点数に寛容でしたので、スコアメイクよりもまず出願を優先した方がベターと思われます。

 

エッセイ

受験した学校は、どれも一般的なテーマだったため、さほど苦労はありませんでした。ただ、出願締め切りまでの時間が圧倒的に不足していたため、2校ほど出願できなかったことは悔やまれる点です。

 

推薦状

依頼した2人とも、対応が非常に遅く、また書かれた内容も私は見られなかったため、やや心配ではありました。ただ、推薦状が出せていなくても、どの学校からもSkype Interviewに呼んでもらえたので、少なくとも受験した学校に限って言えば、推薦状は重視していないものと思われます。

 

面接対策および内容

自分は年齢が高い割に、リーダー人材でも、プラチナ資格ホルダーでもないため、どのスクールも、卒業後に仕事に就けそうな人材かどうかを気に掛けるだろう、という仮説を持っていました。そのため、複数のプランを説明することで「この候補者はシニアだけれど、卒業後、何らかの仕事には就けるだろう」と思わせるように努めました。
(Post-MBAの回答例)
・プランA…アジアローカルのイノベーションに携わって、それを成熟国に持ち込みたい
・プランB…日本以外のアジアの国で、過去に経験のある業務に携わりたい
・プランC…日本に戻って、アジアと関わりの強い業務に携わりたい
・プランD…過去に就業経験のある企業に戻って、アジアおよび海外業務を推進したい
・全般…オファーをもらった日が就職活動の初日と捉えているので、様々なイベントやLinkedinを活用しながら、すぐに就職活動を始めて就業の可能性を高めるように努めたい

 

実際に入学してみて

Intake 2018 (Class of 2019)の同級生に限ると、いわゆる優等生タイプは少なく、私自身は中学・高校の頃と全く同じマインドでクラスメートと接しております。スマートさを好む方には合わないかもしれませんが、建前のない腹を割った付き合いを好む方にはおススメできます。

 

アドバイス・コメント

前述の通り、香港のビジネススクールはGMATの点数に寛容です。HKUのAdmission Officeには「39歳だったら多くの業務経験があるのでGMATは500点でも問題ない、まずは出願すべき」と言われましたが、その後のSkype Interviewでも突っ込んだ質問もなく15分で終わり、言葉通り比較的簡単にOfferをもらうことが出来ました。

 

私のような受験勉強から離れて久しいミドル世代が前年12月に受験を決断してもオファーはもらえますので、もし進学したいという気持ちがあるのなら、臆することなく、まずAdmission Officeに打診してみてください。


合格体験記2

Why MBA?

大学卒業後、最初に入社した会社に10年間勤めていましたが、社会人としての節目を迎え、今後のキャリア形成を考えたところ、変化していく世の中や様々な環境でも働けるスキルやJob Mobilityを身に着けたいという想いが強くなり、お世話になった会社を辞めて、別の道を歩む決意をしました。

 

ただ、具体的な目標があったわけではなく、また、もう若手ではないため、転職前に自分の適性や興味・関心を今一度省みたかったということもあり、一旦MBAを通じて知見や人脈を広げようと思いました。

 

Why HKU MBA?

まず香港を選んだ理由としては以下の2点があります:

1.元々香港で幼少期を過ごした経験があった。

2.アジア屈指の国際性及び中国大陸ビジネスとの高い緊密性を誇る都市で、バランスの取れたビジネス感覚が身に付きそうだと感じた。

 

その中でもHKUを選んだ理由としては、MBAランキングでは表しきれないアジアにおける圧倒的な大学の知名度に惹かれたのと、少人数制(60名前後)でアットホームな校風が自分に適していると思ったからです。

 

 

受験スケジュール

・2017年 9月中旬…MBA挑戦を決意。情報収集及びGMAT受験準備開始。

・2017年10月上旬…東京で開催されたQS主催のMBAフェアで来日していたHKUのAdmission担当者と事前にコンタクトをとり、別途個別面談を実施(履歴書持参)。1stラウンドで出願するよう勧められる(出願が早い方が奨学金を貰える可能性が高いとのこと)。

・2017年11月中旬…1stラウンドで出願~書類選考通過(この時点でGMAT未受験)

・2017年12月上旬…香港に出向いてキャンパスビジット。面接担当者の一人が出張中だったため、対面での面接はできず。帰国後Skype面接を実施。

・2017年12月中旬…GMAT初受験

・2017年12月下旬…GMAT結果通知~ほどなくしてHKUから合格通知。同時に奨学金(返済不要)も獲得。

 

TOEFL・IELTS対策

学部は米大卒だったため不問。

 

GMAT・GRE対策

公式過去問集を一通り解いてみて、高校で学んだ数学の内容を大分忘れていることに気づいたため、インターナショナルマスアカデミーさんの教材を購入して補足。Verbalは過去問を解く以外は特に対策なし。受験2週間前からは公式の模擬試験をいくつか解いてみて、HKU MBA受験者の平均点前後(600後半)は概ね確保できていたため安心しきっていましたが、初めての本番では630という結果に終わりました。その時点で、出願手続き及び面接も完了しており、あとはGMATの点数を待つだけという状態だったので、翌月に再受験というわけにもいかず、この点数で学校に報告しました。幸い他の受験生よりも長い10年の職歴が評価されたおかげか、GMAT点数はそこまで気にされなかったようです。後日担当者に聞いたところ職歴が短い場合は経歴で評価しづらいため、求められるGMATの水準があがるとのこと。その逆も然り。

 

エッセイ

特に変わったテーマではありませんでした。これまでの仕事での経験をベースになぜMBAを選んだのか、なぜ香港で学びたいのか、なぜHKUを選ぶのか、という動機付けを明記するとともに、自分がクラスにどのような貢献ができるのかという点にも触れて、自分で作文しました。あとはEssayEdgeという添削サービスを利用し、文法チェックと、内容や構成に関するアドバイスを貰い、それを元にマイナー調整をして仕上げました。

 

推薦状

海外の別組織に出向していたときの上司2人に依頼しました。会社を辞めてMBAを学ぶことにした決意と経緯を説明し、理解をして貰ったうえで、推薦状の作成を依頼しました。出向時に関わったプロジェクトの中でアピールしたいものを伝え、それに基づき推薦状を作成していただきました。

 

面接対策および内容

事前に日本での面談とキャンパスビジット等で何度かやりとりをしていたため、自己紹介や挨拶のような定型のやりとりは省かれ、単刀直入に本題に入りました。主に職歴に関する質問や志望動機、日本経済に関する所見等、比較的一般的な質問が多かったです。所要時間は20分程度でした。

 

意識した点としては、「MBAを目指したい」「香港で学びたい」「HKUにぜひ入学したい」「国際性を身に着けたい」と熱意を伝えるに留まらず、なぜそのような考えに至ったのか、全て仕事での経験談に紐づけて語り、一貫性を保つことです。

 

(例)航空業界に携わる~外国人観光客の劇的な増加を目の当たりに~中華圏からの旅客の消費意欲が特に旺盛~今後はこうした消費層へのアプローチが重要になる~香港は中国経済の窓口&大陸からの観光客受入の経験豊富~香港経済界のそうしたノウハウを学びたい~HKUは香港最古の大学として政府&経済界へのコネクションも豊富でリサーチセンターも有する(Asia Global Institute)~授業でアジア経済を重視した内容を学べそう など

 

 

実際に入学してみて

他校と比べて少人数(我々の代は59名)ということもあり、一緒に授業に参加~グループワークをする過程の中で自然と同級生と深い交友関係を築ける点は、非常に自分の肌に合っていると感じております。距離が近い分、無理に自分を大きくみせようとしても直ぐに化けの皮が剥がれるため、皆腹を割って自然体で接しているのが、「意識高い系の集合体」と思っていたMBA対する当初のイメージと大きく異なるところです。グループワークにおいて、素の状態で発揮する本当の意味での自分の強みと弱みが明らかになるので、自身を省みる良い機会となりました。

 

また教授やキャリアサービスを始めとするスタッフとの距離も近いため、何かあれば気軽に相談したり、声を上げて改善を求めることも容易なのが利点です。

 

クラスの構成は、中国とインドからの学生が多数を占め、あとは東アジア、東南アジア、ヨーロッパ、北米・南米各地からの学生で構成されており、まさにアジアの縮図です。香港をはじめとするアジアの国際都市で働く上で、こうしたダイナミズムの中での立ち回りやコミュニケーション能力を高めるには非常に適したプログラムだと思います。

 

授業の内容や質は、科目によってマチマチなので一概には言えませんが、北米・ヨーロッパ及びアジア両方の実務経験を持つ実業家の方が教える授業は、非常に説得力があり面白かったので、それだけでもMBAに来た甲斐を感じます。

 

また、顔なじみのフルタイム生のクラスメートに限らず、現地の名立たる企業に勤めるパートタイム生とも、選択授業で頻繁に顔を合わせるため、意識して彼/彼女らと交流を深めれば、香港におけるビジネスネットワークを広げることも可能です。

 

HKU MBAの特徴として香港島にキャンパスがある点が良く挙げられますが、地の利は確かに感じます。CentralやWanchai、Cause Way Bayといった中心街での就職活動や私用と、授業・グループミィーティングが容易に両立できますし、息抜きに話題になってるカフェやレストランに気軽に足を運ぶこともできて、美味しいものには目がない自分には理想の立地です。Cyberport(MBA生が主に利用するキャンパス)~メインキャンパス(図書館や教授オフィス)~Town Centre(市内中心部のキャンパス)の3か所を往き来することになりですが、交通ネットワークは非常に整っていますし、香港島全体が行動範囲になるので、便利に感じることはあれども、不便さを感じることはあまりありません。

 

最後に、1年間のMBAプログラムは本当に短く、アッという間に時間が過ぎます。前半は比較的余裕を持って、合間合間に勉強をしなくても良い期間もありますが、後半になると、本業の勉強以外に精を出す時間を捻出するのが難しくなります。インターンもできますが、色々と締め切りが重なる時期になると、タイムマネージメントが非常に厳しくなります。ゆっくりとモラトリアム期間を過ごすつもりでしたが、気づいたらもう卒業が近くなってしまいました。とても忙しかったですが、非常に濃厚な期間を過ごしたと思います。

 

アドバイス・コメント

私は受験の決断が遅く、本当に短期集中で勝負したため、私の受験スケジュールや準備方法はあまり参考にしないのが賢明です。

 

一つアドバイスするとしたら、ネット上の様々な情報に惑わされてウダウダと悩むよりは、志望校の学校関係者や生徒・卒業生と直接話して感触を確かめる方が遥かに有用な情報を得られます。HKU MBAは、キャンパスビジットを基本的に快く受け入れてくれますし、希望すれば卒業生や在校生と繋げてくれます。遠慮せずに学校にコンタクトをとってみてください。

 

また、Admissionの担当者と事前にコンタクトをとって顔と名前を覚えて貰うことが、受験を有利に運ぶ一つの方法だと思います。HKU MBA Admissionの担当者は、少ない人数で本当に多数の受験生を選考しています。また、近年はアジア留学が注目されていることから、日本からの受験生が倍増したという話も聞きます。その中でいかにしっかりと自分の書類に目を通してもらえるか、対策が必要です。

 

本ホームページで告知している通り、採用担当責任者が、年に数回来日します。その際に開催されるセミナー等に参加して対面する機会を作ること。また、単に会ってお決まりの挨拶をするに留まらず、事前に準備をして具体的な質問等を積極的にすると、印象にも残りますし、面接本番でも、アイスブレイク抜きに、本来伝えるべきことをしっかり伝える下地作りに繋がると思います。