プロフィール

 

No.

業界

学部

入学時年齢 

性別 

社費/私費

1

商社

早稲田大学政治経済学部 

34

男性

私費

2

食品 

私立大学経済学部 

30

男性

私費

 

合格体験記 1 

(1) Why MBA? 
MBA
は日本にいた頃から漠然と興味を持っていましたが、忙しさにかまけて何らアクションすることなく日々が過ぎていきました。しかし2008年に香港の子会社に赴任してから、マネジメントに関わる機会がぐっと増え、財経・人事・組織運営などの経営知識が全く不足していることを痛感。 
それに多くの駐在員の皆さんが飲み+ゴルフの黄金パターンの生活を送っているのを見て「自分は違うことをしたい」という気持ちが強くなり(皆さんごめんなさい)、ネットで学習の機会を色々探すうちに、香港でのpart-time MBAという選択肢を見つけました。 
 
(2) Why HKU MBA? 
香港大学の圧倒的な知名度。 
キャンパスがオフィスにも家にも近いこと。 
勤務経験7年以上でGMATが免除になる(かも)だったこと。 
 
(3) 
受験スケジュール 
MBA
を思い付いたのが2011年に入ってからと遅く、準備時間が全くありませんでした。しかも駐在3年目でこれ以上受験を先延ばしに出来ず、これが最初で最後のチャンスと思い、HKU1校に絞って一発勝負に出ました。 
まず2月に一時帰国して大学で卒業証明書を取りました。そして数年ぶりにTOEFLを受験。 要求最低スコアに少し届きませんでしたが、数回受ければスコアは上がるはず・・・と信じて、3月に入って(見切り発車で)出願書類の準備を始めました。 
3
月末の締切ギリギリでMBA officeへ書類提出。4/20interviewがあり、5月に条件付きofferTOEFLスコア)をもらいました。 6月になってようやくスコアが基準に達し、正式offerになりました。 
 
(4) TOEFL/IELTS
対策 
TOEFL iBT
は香港に来たばかりの頃に一度試しで受けましたが、勝手が分からず見事に撃沈しました。でもその時に「TOEFLは時間配分とスタミナが大事だ」ということを身を以って体験したおかげで、短い準備期間でしたが比較的落ち着いて対策を立てることが出来ました。
主に使ったテキストはKAPLANの「TOEFL iBT with CD-ROM」。香港には日本語のTOEFLテキストがほとんど売ってないのでやむ無く選んだものですが、本番同様の画面で模擬試験を受けられ、時間も計れるので結構役立ちました。スピーキングセクションではPCマイクに向かって答え、後で自分の回答を聞き直してその酷さに落ち込んだりしましたが、模範解答を聞くとnon-nativeの人(たぶん日本人)がゆっくり分かりやすく話していたので、自分もこれを目指せばいいのだと思うと気が楽になりました。その後日本語のテキスト(アルク)も1冊買いましたが、日本語の解説をざっと読んだ程度で、おまじない代わりでした。

TOEFL iBTは受験準備を始めてからの3ヶ月間で3回受験しました。

(5) GMAT
対策
GMAT
は受験していません。

(6) 
エッセイ 

エッセイはありませんでした。


(7) 
履歴書 

英文履歴書は全く書いたことがなかったので、いくつかのwebサイトを参考にしながら取り敢えず見よう見まねで書き、後で会社の香港人の同僚に手直ししてもらいました。社会人になってから現在まで自分がどんな仕事をしどんな実績を挙げてきたかを見直す良い機会になりました。


(8) 
推薦状 

香港子会社の元上司(日本人)と現在の上司(香港人)の2人に書いてもらいました。書式は大学側から指定されていて、能力や仕事ぶりなどの項目をスコア評価するような内容でした。本紙は上司に封緘してもらい提出しました。


(9) 
面接対策および内容 

Group interviewであること以外は全く内容を知らず、面接対策もやりようがありませんでした。

当日会場へ行くと、まず45ページのケーススタディを与えられて30分で読解&要点整理。その後別室へ移って、8人前後のグループでケース内容についてのフリーディスカッション(約20分)でした。面接官(MBA Managing Director2)から聞かれたのは名前と簡単な自己紹介だけ。あとはひたすらディスカッション。私のケースは香港の漢方薬メーカーに関するもので、日本での漢方薬の位置付けや自分なりの考えを数回発言しました。


(10) 
アドバイス/コメント

Part-time MBAは、とにかくチャレンジしてみることだと思います。

私は受験を決めてから合格するまでずっと不安でした。どんな人が受験しているのか?大学はどんな学生を求めているのか?自分のレベルで合格出来るのか?そもそも日本人は受験しているのか?etc

でも入学して分かったのは、香港のMBAにおいて日本人は非常に重要な役割を背負っているということです。

香港人はもともと日本に関心が高い。授業でも日本について触れられることがあり(最近減ってきているようですが)、その時classmateは日本人としての意見を私たちに期待してきます。外から見ると相変わらずちょっと不思議でミステリアスな日本。同じアジアの国で、いち早く経済発展を成し遂げ、そして今は数多くの課題に悩み苦闘する日本。皆がこの国の実像を知りたがり、この国の行方に興味を持っています。数少ない日本人学生は、MBAには欠かせないdiversityを提供するとともに、日本人の生の意見や考えを伝えることでクラスやディスカッションを活性化させることが出来るんです。ですから、日本人学生はかなりwelcomeのはずです。

海外駐在中にMBAが取れる国なんてなかなかありません。香港駐在になったあなたは本当にラッキーです。

香港MBAを、そしてHKU MBAをぜひ検討してみてください。

 

 

 

合格体験記 2 

(1)  Why MBA?

将来的に海外の会社でマネジメントに携わりたいと考えており、そのためのステップとして有利になると考えたため。

私が初めてMBAを知ったのは大学2年時の1年間のイギリス留学時代、語学学校でMBAコースに進むクラスメートに出会ったことがきっかけです。大学直属の語学学校で、彼らと一緒にエッセイやプレゼンの練習を行っていました。語学学校終了後、私は学部コースへ進みましたが、MBAコースで勉強する彼らを横目で見ながら将来的に自分も挑戦してみたいと漠然と考えていました。また、米国トップスクールを卒業して投資銀行の取締役として活躍する先輩が身近にいたため、自分の目指す将来像を描くうえでのMBAというステップがより現実的な目標として定まったと思います。

大学卒業後、国内大手食品メーカーに就職、経理部で7年働く間にUS-CPAを取得、今後のキャリアを模索している最中の2010年に海外MBAの社内公募に出願しました。選考からは漏れましたが、直後に予てから希望していた海外赴任の辞令が下り香港に赴任しました。香港生活も慣れ始めた半年後に香港大学でパートタイムMBAコースがあることを知りすぐに出願、無事合格し、2011年から平日夜間の2年間のコースに参加しています。

前途の通り一番の理由は将来のキャリアのためですが、経理部での仕事経験から、単に数字を纏める仕事からより経営に近い立場で意思決定に貢献したいという思いが芽生え、マネジメントに必要な知識やスキルが体系的に身に付けられるMBAに魅力を感じ始めました。US-CPAの勉強を通して一つのフィールドを体系的に学ぶことで意思決定をする際により適切な判断ができると感じていたので、MBAでの学習を通してより正しいマネジメントディシジョンの能力を磨けると考えました。さらに、国籍やバックグラウンドの違う人たち、とりわけビジネスにおける感度の高い優秀な外国人と多く付き合うことで自分の視野を広げたい、と感じていたことも理由の一つとして挙げられます。また、ビジネスシーンで使える英語力のさらなるブラッシュアップがしたいという思いもあり、英語でのディスカッションやプレゼンテーションを通して英語の実践力強化が期待できるMBAコースを志願しました。

 

(2)  Why HKU MBA?

香港に駐在中の身であるため、パートタイムでMBAに参加できるところで選びました。

自分にとってのMBAは、必須というよりはできれば取りたい資格であったため、リスクを冒して欧米トップスクールを狙う、というよりは自分の置かれた状況の中で最良の選択をした結果だと考えています。受験スケジュールの項目で詳述しますが、HKUHKUSTどちらかが良いと思っており、スケジュールの関係でHKUにしました。結果的にHKUになりましたが、どちらに行っても正しい選択だったと感じていただろうと思います。香港ではMBAならUSTという評判もありますが、学部に関わらず「HKUだから」というシンプルな理由で選ぶ人も多く、HKUブランドが一定の品質を担保してくれています。

 

(3)  受験スケジュール

MBA受験は通常最低でも1年程度の準備期間が必要と考えていましたので、2011年4月に1年後を目指して準備を始めようとまずはHKUSTの現役MBA生に話を聞きに行きました。ところが、その方からまだ今年が間に合うのであれば(USTはほぼ締切、HKUのみぎりぎり間に合う時期)出願してみては?というアドバイスを受け、4月に出願、5月に面接、6月にTOEFLの基準を満たし、準備開始後約2ヶ月で無事合格することができました。4月は仕事では経理財務マネジャーとして第1四半期決算に追われる中、TOEFLの勉強、エッセイ、履歴書、推薦状、面接対策や各種資料の準備等、全てを一気に行ったため大変でしたが、納期が迫っていた分、限られた時間を有効に使うことに集中し、結果的に短期集中で目標に向かって無駄なく進められたことが良かったと思います。

 

(4)  TOEFL/IELTS対策

香港大学のTOEFLスコアの必要条件は80点と欧米トップスクールに比べ相対的に低かったためハードルはさほど高くありませんでした。前途の通りほとんど準備期間はありませんでしたが、学部時代にCBTの受験経験があったので試験の形式に慣れれば80点の基準はクリアできると考えていました。ところが5月の初受験で2点足りずにさらに1ヶ月勉強を続け、6月の受験でぎりぎり基準をクリアすることになりました。

TOEICでもそうですが、テスト用の勉強をする前段階として、英語力を常日頃から伸ばしておくことが対策になると思います。2ヶ月という短い受験期間で、やれることは限られていましたので、オーソドックスなやり方がメインです。まずはひたすら単語帳でTOEFL用のボキャブラリーを増やし、あまり多くの教材に手を出さずに各分野一教材に集中しました。また、実践の感覚を掴むため、公式問題集を一通り解きました。

 

(5)  GMAT対策

香港大学のパートタイムMBAは7年以上の仕事経験があればGMATは免除になります。この恩恵を受け、GMATは勉強せずに済みました。

 

(6)  エッセイ

エッセイのタイトルがReasons for interest in this programmeでしたので、Why MBA?で書いた内容を中心に、自身の仕事経験を織り交ぜ、将来的に経営に携わるための手段として興味を持ったことを書きました。以前に購入していたMBAエッセイの事例集の表現等を参考にしながら、良い表現を真似るなどして完成させました。特段字数制限等はありませんでしたが、700字程度のエッセイを一通り書き終えたのち、ネイティブチェックを受けて提出しました。

 

(7)  履歴書

マネジメント経験があることが評価されると考えたので、香港に着任したのちのキャリアの一項目に加えました。それ以外は特段工夫せず、ネットのテンプレートを参考に仕上げました。

 

(8)  推薦状

一枚は学部時代の恩師であるゼミの先生に、もう一枚は現在の上司にお願いしました。内容は自分で考え、本人に確認してもらいました。

 

(9)  面接対策および内容

HKUパートタイムはケースを読んでグループディスカッションを行うと聞いていたので、過去のケースを入手し、シミュレーションを行いました。実際の面接では「1.面接官がどのような視点で志願者を見ているか、2.周りの志願者がどのように振る舞うか」というのを想像しながら戦略を立てました。面接官は多様性を重視していると考え、多くを話すというよりはむしろ聞き役に徹し、一言でも皆とは違う意見を言えればOKと割り切っていました。英語のハンデがある日本人がグループディスカッションに参加する場合はこの戦略が有効だと思います。

実際の面接では案の定、注意書きに「話す量よりも質を見ている」と書かれていて、自分をアピールするあまりに話し過ぎる志願者が多いことが容易に想像できました。基本的には6名の面接で、私の回は欠席者がいたのか4名のみでした。正直6名の方が楽だと思いましたが、実際に始めてみると注意書きを読んでいるのか疑いたくなるような中国人が一人で場を支配し始めたので、戦略通り聞き役に徹しました。自分の発言は一言二言でしたが、皆の議論が同じ方向に進む中で、違う視点からコメントすることができ、個人的には満足のいくものでした。

 

(10)  アドバイス/コメント

現在、この原稿を執筆しているのは2年間のパートタイムがちょうど折り返しにかかったところです。今改めて思うことはMBAが現在の自分にとって”Right Time” ”Right Decision”だったということです。駐在中なので帰任命令が下るまでに早めに終わらせたいという物理的な理由もありますが、現在自分が持っている知識・経験・英語力等々全てを駆使しながら少し背伸びをして踏ん張っている感じなので、適度なストレスが自分を成長させてくれていると実感することができます。授業中にCNNニュースを見せられてディスカッションしなさいと言われ、そもそも内容が全然分からずに一言も発言できなかったり、教授に当てられてもそもそもケースの英語が読み切れていなくて何も答えられなかったり、失敗も少なからずあります。一方で、計数関係の授業では今までの経験を生かしてクラスに貢献したり、日本人代表として発言をしたりと小さな喜びも感じることができます。教授はもちろんクラスメートから学ぶことも多く、課題や試験勉強に追われることも度々ありますが、非常に充実したエキサイティングな日々を送ることができ、本当にやって良かったと確信しています。

多くの日本人にとってMBA受験、また実際のMBA留学は簡単なことではなく、非常にチャレンジングなことだと思います。それだけに一生涯の財産となり、血肉になることは間違いありません。大変ですが、だからこそ大きく変われるのがMBAだと思います。これからもより多くの方々がMBAの門戸を叩き、香港MBA、なかんずくHKU-Familyに加われることを心待ちにしています。頑張ってください!